【4日目 小樽→富良野 210km】文句なしのオーディオ
4日目は小樽から、札幌市内最大級の広さをもつ霊園である真駒内滝野霊園を経由して、ラベンダー畑で有名な富良野に向います。
さて、グランドツーリングにおいて重要なのは走行性能だけではありません。何時間も音楽をかけずに運転する人は少数派でしょうから、当然オーディオも重要になります。GRスープラ RZには12スピーカー&8チャンネルDSPパワーアンプからなる、JBLサウンドシステムが搭載されています。
筆者は特にオーディオにうるさい人間でも、詳しい人間でもないのであれですが、音質について特別不満はなく、筆者同様に繊細な耳の持ち主でなければ問題ないかと思います。筆者がオーディオに於いて重きを置くのは、音質よりもその操作性です。
GRスープラはステアリング右側にボリューム&選曲のボタンが備え付けられており、次(または前)の曲を選択すると、曲のタイトルがヘッドアップディスプレイ上に表示されます。また、プレイリストを再生している際は、そのリストにある曲のタイトル全てが表示されるので、視線を道路に向けたまま聞きたい曲を選ぶことができます。
4泊目の観光
・真駒内滝野霊園

真駒内滝野霊園はその名の通り霊園なのですが、北海道公式観光サイトが「女子旅におすすめ」「写真映えスポット」として紹介している場所です。この霊園は不思議な世界観を帯びており、33体のモアイ像や、世界的建築家の安藤忠雄氏により設計された頭大仏もあります。
・昼食「回転寿しトリトン 清田店」

北海道を代表する回転寿しチェーン、トリトン。北海道に来たら一度は食べないと後悔する!と思って毎回来るようにしてます。筆者は「寿司にリミッターは設けない」ことをポリシーにしており、財布と胃袋のリミッターを解除して、食べたいものを食べたいだけ食べました。利尻産のウニ、忘れられません。トータルで6500円でした。
・ファーム富田

言わずと知れた観光名所。ラベンダー畑が有名ですが、お盆はとっくに見ごろを終えており、一面紫の畑を見る事は叶いません。でも大丈夫です。ラベンダーソフトを味わえるので。
・夕食「Kitchen Farm F’s gate」

筆者が宿泊したホテル付近にはスキー場がある事もあり、オーダーした上富良野ポークを使用したポークカレーは、冬場のスキー場で食べるカレーを思い出させるような、懐かしく優しい味でした。
・ホテル「ホテル ナトゥールヴァルト富良野」
このホテルを一言で表すなら「充実」でしょう。まず、おもてなしサービスとして
15:00〜18:00 お菓子バイキング
15:00〜20:00 ウエルカムぶどうジュース
16:00〜18:00 ふかしいも
16:00〜20:00 焼きマシュマロ
16:00〜20:00 ウエルカムスイーツ
19:00〜21:00 湯上がりアイス
20:00〜21:00 湯上がりビール
が無料で楽しめます。

また、本や雑誌を取り揃え、コーヒーまで頂けちゃう「FURANO SHARE LOUNGE」や、テレワークスペース、テラスが1Fと屋上に1つずつと施設も充実しています。

朝食は富良野の採れたて夏野菜を使ったビュッフェで、チーズバーガーやいくらを「これでもか!」というほど食べられます。
【5日目 富良野→北見 350km】意外と荷物が載る
5日目は富良野から北見まで、北海道の大自然を巡ります。長距離旅行とあらば積載性はかなり重要な要素です。

GRスープラは2シータークーペにもかかわらず、2人分の旅行ならお土産をたんまり買っても問題ない程広い荷室容量があります。2人分のキャンプ道具を積んでキャンプだってできちゃいます。
とは言っても所詮は2シーターなので、絶対的な荷室容量は小さいです。ただ、ライバル車である現行フェアレディZと比較すると、フェアレディZはトランクの床面が高いので、シート後ろの収納スペースを合わせてもスープラの様に大荷物を積むのは無理でしょう。
5泊目の観光
・ケンとメリーの木

この木は1972年に発売された4代目スカイラインのCMで使われたポプラの木で、CMの演者の役名より「ケンとメリーの木」と名付けられました。今からちょうど100年前の1923年に苗木が植えられ、現在は老木となり寿命が近づいているそうです。
ちなみに近くにはセブンスター(タバコ)のパッケージに使われていた、そのなもセブンスターの木など「~の木」シリーズが多数あります。
・北鎮記念館(ほくちんきねんかん)

旭川市にある屯田兵や旧陸軍第七師団についての資料を展示している場所です。ゴールデンカムイファンなら行くべきスポットです!
・銀河の滝、流星の滝

石狩川に沿って、最大高さ200mの断崖絶壁が、24kmにもわたって続く大渓谷「層雲峡」。崖からはいくつかの滝が流れ落ちており、その中でも日本の滝百選に選ばれるのがこの銀河の滝、流星の滝です。
・士幌線タウシュベツ川橋梁跡

タウシュベツ川橋梁は旧国鉄・士幌線で使われていたコンクリート製のアーチ橋です。現在では崩壊が進んでおり、一目見てみたいと思い、寄ってみました。
・夕食「和牛焼肉 きもと」

人口に対する焼き肉店の割合が2018年時点で道内最多である北見市にある焼き肉屋。他ではなかなか食べられない希少部位セットや、和牛フレーク丼がおすすめです。
・ホテル「温根湯温泉 美白の湯宿 大江本家」

温泉は無色透明で、かすかに硫黄の香りが漂う単純硫黄泉。源泉掛け流しで露天風呂はもちろん、ジャグジー・打たせ湯・寝湯・ミストサウナなど内湯も種類が豊富です。部屋も綺麗で落ち着いた雰囲気があり、朝食のビュッフェでは気が狂うほどネギトロを食べました。幸せでした。