世界中のほとんどの人がラ・フェラーリを手に入れることができませんが、ベトナムの経験豊富なビルダーチームは、ゼロから見事なレプリカを作成することに成功しました。このプロジェクトには何百時間もの作業が必要でしたが、その結果、エキゾチックな外観を持つ、走行可能な車両として完成しました。
本物のラフェラーリについて簡単におさらい

「ラ・フェラーリ」とは、イタリアの高級車メーカーであるフェラーリが製造するハイブリッドスーパーカーです。2013年に初めて発表され、当時はフェラーリのラインナップで最も高性能なモデルでした。
ラ・フェラーリは、フェラーリがF1レースで培った技術をフィードバックして開発された、高度なハイブリッドパワートレインを搭載しています。V12 6.3リッターガソリンエンジンに加えて、電気モーターを備え、瞬時に加速することができます。最高出力は963馬力で、0-100km/h加速はわずか2.4秒で、最高速度は350km/h以上に達します。

ラ・フェラーリは、限定生産されており、生産台数は499台に限定されています。価格は2億円以上とされ、貴重なコレクターズアイテムとなっています。
バタフライドアまでも再現

チャンネル登録者数 159万人を誇る NHẾT TVは、独創的なレプリカ車両の制作で世界的に人気のあるYoutuberです。彼らは、過去に何度も同じようなモデルを作っており、回数を重ねるごとにどんどん完成度が増しています。
このスーパーカーのレプリカは、カスタムメタルフレームをベースに、製造中止となったマラネロのフラッグシップモデルを模したグラスファイバー製のボディキットを装着しています。自動車愛好家なら、これが本物のラ・フェラーリでないことはわかるかもしれませんが、細部へのこだわりは非常に印象的で、出来上がった車両は間違いなくヘッドターナーです。
ツートンカラーのボディワークは、バタフライドア、ブラック仕上げの5スポークアルミホイール、格納式リアスポイラー、さらに両端に装備されたフル機能のLEDライトユニットによってさらに強調されています。
さらに、シート、ダッシュボード、ステアリングホイール、シフトパドル、インストルメントクラスターなど、「ラ・フェラーリ」をモチーフにした特注パーツで、インテリアにも多くの工夫が施されています。
心臓部にはトヨタのエンジンが

パワートレインは、本当にひどい状態だった古いトヨタ・カリーナから調達されたものです。信頼性の高い4気筒ガソリンエンジンは、ミッドシップの位置に移設され、リアアクスルにパワーを送っています。
「ラ・フェラーリ」のような強力なハイブリッドハイパーカーに匹敵する性能は得られませんが、このようなボディスタイルにはふさわしいチョイスです。さらに、リアガラス越しに見えるフェラーリスタイルのエンジンカバーや、クワッドエキゾーストパイプから出るサウンドをアップグレードするなど、よりリアルに仕上げています。
製作過程もビデオで紹介されており、時間と技術とエネルギーがあれば、自分だけのレプリカを製作できるステップバイステップのガイドとなっています。真似すればバズること間違いなし!?